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群馬県川場村にある土田酒造へ行ってきました。
土田酒造は現在、「全量生酛づくり」を掲げる個性派の酒蔵。
実は私が初めて訪れたのは20代の頃で、これまでに10回以上足を運んでいます。もはや「一度行ってみたい酒蔵」ではなく、昔から通い続けている馴染みの蔵です。
今回はそんな土田酒造の酒蔵見学について、実際に訪れた様子とともに紹介します。
土田酒造は群馬県川場村にある酒蔵

土田酒造があるのは、群馬県利根郡川場村。田園風景と山々に囲まれた自然豊かな土地に蔵を構えています。
近くには道の駅「川場田園プラザ」などの観光スポットもあるので、周辺観光とあわせて立ち寄るのもおすすめです。蔵では日本酒の販売のほか、酒造りの様子を見学できるスペースも用意されています。
酒蔵見学は無料、ガラス越しに酒造りの現場を見るスタイル

見学は無料
土田酒造の見学は無料です。気軽に立ち寄れて費用がかからないというのは嬉しいポイントです。
ガラス越しに見るスタイル
ただし、スタッフの案内で蔵の中を歩き回る一般的なスタイルではなく、酒造りを行っている場所をガラス越しに眺める形式。蔵人から直接説明を聞けるタイプの見学とは少し違いますが、酒造りの各工程を行うスペースを見られるので、日本酒好きなら十分楽しめるはずです。
夏場の訪問だったため、稼働中の作業風景は見られず
今回訪れたのは夏場。残念ながら、酒造りの作業そのものを見ることはできませんでした。
日本酒造りは一年を通して同じペースで行われているわけではなく、特に冬場が中心。そのぶん夏の酒蔵はどうしても静かです。それでもガラス越しのスペースには明かりが灯っていたので、蔵の中の様子を写真に収めてきました。
蔵人が作業している姿は見られませんでしたが、普段は立ち入れない酒造りの現場を外から眺められるだけでも、酒好きとしては十分に興味深いものがあります。実際の仕込みを見たい方は、冬場など酒造りが本格化する時期に訪れると、また違った景色に出会えるはずです。
キャンプの行き帰りに立ち寄る、いまの通い方
最初はお酒を買うことが目的だった
私が土田酒造に初めて足を運んだのは20代の頃。当時は「土田酒造のお酒を買うこと」自体が訪問の目的で、かなりの金額を使って買い込んでいたのを覚えています。
今はキャンプのついでに立ち寄る
何度も通ううちに、気づけば10回以上に。最近はキャンプの行き帰りに立ち寄ることが多くなりました。キャンプと酒は相性がいいので、群馬方面でキャンプをするときは「せっかくだから土田酒造にも寄っていこう」となるのがお決まりのパターンです。
数万円分のお酒を買ってガラガラ抽選を回した思い出
購入金額に応じて回数が増える仕組み
土田酒造を訪れると、何らかのキャンペーンをやっていることが多い印象があります。中でも記憶に残っているのが、購入金額に応じて参加できるガラガラ抽選です。買った金額が多いほど、回せる回数も増える仕組み。土田のお酒を買うこと自体が目的だった頃は数万円分をまとめ買いしていたので、抽選もかなりの回数を回すことになりました。
もらったもの(酒粕・日本酒)
その結果、持ち帰ったのは大量の酒粕。さらに大当たりも出て、日本酒まで追加で持ち帰ることに。車の中が酒だらけになったのも、今振り返れば楽しい記憶です。
いまはキャンプのついでに立ち寄ることが多く、当時ほどの大量購入はしなくなりましたが、こうしたキャンペーンに出会えるのも土田酒造を訪れる楽しみのひとつ。内容や時期は変わるので、訪問時にその都度チェックしてみるとよいでしょう。

ちなみに今回はマスキングテープが当たりました。
売店では土田のラインナップを購入できる

見学のあとは、そのまま売店へ。土田酒造は「全量生酛づくり」を掲げる蔵なので、並んだお酒を眺めながら「今回はどれにしよう」と考える時間も楽しいものです。以前はお酒を買うこと自体が目的だったのでかなりの量を購入していましたが、最近はキャンプの荷物もあるぶん、購入量は控えめ。それでも蔵に来ると何かしら欲しくなってしまうのは変わりません。

僕は運転があるのでできませんが、蔵のスタッフにお願いすれば、運転手以外の大人は試飲することができます。味をみて、説明を聞きながら好みの一本を見つけてみてください!
まず飲んでほしい2本
初めて訪れる方にまず飲んでみてほしいのが、新定番の「シン・ツチダ」と、以前から展開されている誉國光シリーズの「誉國光白ラベル」です。
この二本を飲めば、土田酒造が向いている方向が分かると思います。
今回購入したのは「一石」と「シン・ツチダ 活性にごり生」
今回購入したのは「一石」と「シン・ツチダ 活性にごり生」の2本。
「一石」は、川場村で栽培されている「雪ほたか」という米の規格外にあたる特定米穀を100%使用したお酒です。
「シン・ツチダ 活性にごり生」は開栓時に注意が必要なタイプの一本。以前記事で紹介したカルシスと同じように、少しずつ開けないと溢れ出してしまうタイプのお酒なので、購入する際はその点を頭に入れておくとよさそうです。
少しずつ開ける必要のあるカルシスの記事はこちら

カルシスと同じ類の味わいでした!シュワシュワ感もあってめっちゃ美味しいですよ。炭酸感が落ち着いてからの味わいも楽しみです。開栓時に爆発させないように気を付けてください!笑
売店の反対側では「大吟醸ソフト」も
土田酒造を訪れたらもうひとつ楽しみにしてほしいのが、売店の向かいで売られているアイスクリームです。
私が初めて訪れた頃は「大吟醸ソフト」一種類だけでしたが、その後「◯◯の麹(酒粕)を使用した大吟醸ソフト」という形に変化し、現在は「大吟醸ソフト白」「大吟醸ソフト黒」、そして「甘酒2種類」がラインナップされています。何度も通っていると、こうした商品構成の変化にも気づくものです。
大吟醸ソフト白
まったりと滑らかな味わい。口当たりもなめらかで、酒粕や麹を使ったアイスであることを意識しすぎずに楽しめます。
大吟醸ソフト黒
白に比べるとややシャーベット寄りの食感。さっぱりとした後味が特徴です。どちらも美味しいので、できれば食べ比べてみてほしいところです。
甘酒
アイスだけでなく甘酒も販売されているので、日本酒が少し苦手な同行者や、運転がある方へのお土産にもおすすめです。
甘酒を特集した記事も書いてます!詳しくはこちら
先に日本酒を買ってからアイスを食べるのがおすすめ

土田酒造での楽しみ方として一つおすすめしたいのが、先に売店で日本酒を購入してからアイスクリームを買う順番です。
売店で買い物をすると、アイスクリームの割引券がもらえます。そのため、
酒蔵を見学 → 売店で日本酒を購入 → 割引券をもらう → 大吟醸ソフトを食べる
という流れが、私の中では土田酒造を訪れたときの定番コースになっています。

昔はアイスクリームの売店の前に仕込み水を飲んだり、ペットボトルに詰めたりできる場所があったんですが、今は詰めたら駄目なのかな?水の持ち帰りの看板が無くなっていました。
20代の頃と現在で変わった、土田酒造の酒造り
何度も通っているからこそ気づくのが、酒造りそのものの変化です。
アルコール添加をしていた頃
私が初めて訪れた20代の頃は、主力商品は「誉國光」でしたし、アルコール添加をした日本酒も造られていました。アルコール添加自体が悪いわけではなく、香りや味わいを調整する目的で行われることもある一般的な手法です。
アル添や本醸造に関しての記事はこちら
全量生酛への転換
ただ、現在の土田酒造は全量生酛づくり。昔を知っているからこそ、これはかなり大きな変化だと感じます。長く同じ酒蔵に通っていると、こうした変化を実際に目にできるのも面白いところです。
まとめ:酒を買うだけでも見学するだけでもない楽しさ

土田酒造の見学は、ガラス越しに酒造りの現場を眺めるスタイル。夏場は今回のように作業風景を見られないこともありますが、蔵の雰囲気や現在の酒造りの現場を眺めるだけでも、日本酒好きなら十分楽しめるはずです。
見学のあとは売店で土田のお酒を選び、キャンペーンをやっていればガラガラ抽選を楽しみ、最後に大吟醸ソフトで締めくくる。それだけで、十分に満足度の高い酒蔵巡りになります。
長年通ってきましたが、毎回同じ楽しみ方をしているわけではありません。以前はお酒を大量に買うことが目的でしたが、いまはキャンプの途中で気になる一本を選ぶくらい。変わらない部分と、時代とともに変わっていく部分の両方を見られるのも、通い続けているからこその楽しみです。
次に訪れるなら、ぜひ酒造りが本格化する冬の時期に行ってみたいと思っています。蔵人が実際に働く姿を見られれば、今回とはまた違った蔵の表情に出会えるはずです。
群馬県で酒蔵を訪ねてみたい方、日本酒が好きな方は、川場村に立ち寄る際にぜひ土田酒造へ足を運んでみてください。「酒を買って帰るだけ」ではない、酒蔵を訪れる楽しさに気づけるはずです。
でわでわ。

