【マルス山梨ワイナリーを見学】料金・試飲・見どころを現役酒屋が紹介

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

当サイトは20歳以上の方を対象としてしております。また、未成年者の飲酒は法律で禁止されています。飲酒に関して、より詳細な情報は厚生労働省の健康日本21(アルコール)や国税庁の20歳未満の者の飲酒防止の推進をご覧ください。

山梨県笛吹市にある「マルス山梨ワイナリー」は、予約なし・無料で本格的なワインづくりを見学できるワイナリーです。
見学所要時間は約30分。無料試飲では、季節により異なる5〜6種類のワインを味わえます。
2025年10月、マルス山梨ワイナリーを見学してきました。地下に降りると木樽だけでなく甕(かめ)も並んでいて、焼酎も造る本坊酒造らしさを感じます。見学のあとには試飲を楽しみ、ワインとぶどうジュースを買って帰りました。

僕が参加したのは休日の大型バスでの案内付き見学です。個人の自由見学とは内容が違う場合があるので、その点も含めて紹介します。

この記事では、実際に見学してわかった見どころ・試飲内容・アクセス・限定ボトル情報から「マルス山梨ワイナリーは予約なしで見学できる?」「無料試飲だけでも楽しめる?」「駐車場はある?」などの訪問前に気になるところまで紹介します。

マルス山梨ワイナリーの基本情報|料金・予約・試飲

マルスワイナリーは、ウイスキーや焼酎で知られる本坊酒造が手がけるワイナリーです。
創業150年を超える酒造技術を生かし、ワイン・ウイスキー・焼酎を一貫して製造する国内でも珍しいメーカーとして注目されています。山梨マルスワイナリー自体は1960年に設立されており、60年以上の歴史あるワイナリーです。

場所山梨県笛吹市石和町山崎126
営業時間9:00~16:30。年中無休、臨時休業あり
見学料金無料。一部の試飲は有料
予約個人の自由見学は不要。旅行会社・バス会社は5日前までに予約
所要時間公式目安は約30分。団体向け案内では30~40分程度
無料試飲ワイン5~6種類とぶどうジュースが目安。内容は時期により異なる
駐車場無料。普通車30台、バス10台
電車JR石和温泉駅から徒歩約10分

※上表は本坊酒造の公式見学案内と団体向け予約案内を参照(2026年9月確認)。当日の営業や試飲内容は出発前に公式サイトで確認してください。

個人は予約不要、旅行会社・バス会社は事前予約

個人なら予約なしで自由見学できます。見学は無料で、ショップでの買い物や試飲だけの利用も可能です。一方、旅行会社・バス会社は公式案内で5日前までの予約が必要です。僕は大型バスで訪れてスタッフに案内してもらいましたが、個人で行く場合も同じように案内してもらえるとは限りません。

所要時間は公式サイトでは約30分、団体向け案内では30~40分程度。試飲や買い物もするなら、少し余裕を見ておくとよいと思います。僕の場合は団体だったのでバスを降りてから最後のお土産購入まで含めると1時間程度だったと記憶しています。

無料試飲と有料試飲はどう違う?

公式案内では、無料試飲はワイン5~6種類とぶどうジュース。有料試飲では、ソムリエが選んだワインを数種類楽しめます。僕は無料試飲だけを利用しました。有料試飲の銘柄や料金は当日の案内で確認してください。

なお、以前あった予約制の「ゲストルーム」は現在休止中と公式サイトに記載されています。ショップで提供される有料試飲とは別のものです。車などを運転する人にはアルコールの提供がありません。

見学の流れとモデル所要時間(約30分)

1・ワインの歴史展示で「学ぶ」体験からスタート

当時使用されていた破砕、圧搾機

地下には貯蔵樽と壁には絵画が描かれている。

絵画毎に説明文がある。これを読みながら進むとワインの歴史が分かるようになっている。

見学のスタートは、ワインづくりの歴史を学べる展示スペースから。
醸造器具や当時の写真、イラストによるワインの歴史等の展示が並び、マルスが歩んできたワイン文化の軌跡を感じられます。

地下の通路には、ワインの歴史を描いた絵画と説明文があります。
日本ワイン初心者でも理解しやすい内容なので、設備を見るだけで通り過ぎず、ここを読んで歩くと、はるか昔からワイン造りが世界で行われていた事が分かります。

2・樽と甕の貯蔵方法に本坊酒造らしさを感じる

樽に貯蔵されたワインが並んでいる

甕に貯蔵されているワインもある。焼酎を貯蔵する甕と同じものだろう。さすが本坊酒造。

甕貯蔵のワインの説明。アルコール度数の高いワインを仕込んでいるようだ。

次に案内されるのが、熟成庫。木樽がずらりと並び、静かな空気が印象的です。
地下貯蔵庫には木樽だけでなく甕もあります。マルスワイナリーを運営している本坊酒造は焼酎も手がける会社。酒屋としては、この光景に「甕貯蔵とは本坊酒造らしいな」と感じました。今回の見学で特に印象深い場所です。

甕を使うことによる具体的な味の違いまでは、この見学だけでは分かりません。まずは、どんな容器で酒を貯蔵しているのかを見比べてみてください。

3・洗瓶〜ラベリングまでの製造工程を見学

ベルトコンベアで運ばれていくようだ。

ボトルを綺麗に洗う場所。クレーンゲームに少し似ている気がする。

ここでボトルに充填する。

ガラスの反射で分かりにくいかもしれないがウイスキーが並んでいる。

ちょうど作業しているところを撮影できた。

今回はウイスキーを充填しているようだった。この形は「超百コスモ」かな。「ツインアルプス」かも。

地上に上がるとガラス越しに、洗瓶・充填・コルク打ち・ラベル貼りまでの一連の工程を見学できます。
ガラス越しの瓶詰めラインでは、ちょうど作業が行われていました。案内の方によると、そのとき詰めていたのはワインではなくウイスキー。酒屋で取り扱っている商品と同じ形の瓶が並んでいて、仕事で見るボトルができていく様子に見入ってしまいました。

ここで実際に稼働しているのを見れたのは瓶詰めの工程のみです。ブドウの仕込みや発酵を目の前で見たわけではありません。また、公式サイトによると実際の瓶詰め現場を見られるのは製造期間中。訪問日にラインが動いているとは限りませんので、見学に行く際はその点を加味して予定を計画して下さい。

4・試飲スペースで充実の無料試飲体験

最後はお待ちかねの試飲コーナー。
2025年10月の訪問時、無料試飲に並んでいたのは甲州オランジュ・グリ、穂坂 マスカット・ベーリーA コールド・マセレーション、穂坂収穫 ルージュ、デラウェアにごり、甲州スイートセレクション、笛吹川ぶどうジュースの6種類でした。さらに案内の方のご厚意で、穂坂収穫の白も試飲させてもらいました。

また、ぶどうジュースも用意されており、運転者やアルコールが苦手な方も楽しめる配慮が嬉しいポイントです。

TGR
TGR

今回は大人数のバス旅行で伺った事もあり、無料試飲の追加の一銘柄という特別な対応をしてもらった可能性があります。普段からサービスしてくれているかは分からないのでご承知おきくださいね。

実際に試飲したワインをレビュー

ワインを選ぶなら、試して気に入ったものを現地で確認するのがおすすめです。

TGR
TGR

甲州スイートセレクションのような売店限定品と、穂坂収穫 ルージュのように酒屋でも出合える商品では、買い方が違います。再購入を考えるときは商品名だけでなく、ラベルの年号や容量も確認しておくと探しやすくなりますよ。

甲州スイートセレクション

樽が壁に埋め込まれているような試飲スペース。蛇口をひねるとワインが出てくる。

甘口の白ワイン。ワイナリー限定販売品です。

甘みの奥に味の広がりがあり、酸とのバランスが印象に残った白ワインです。甘口が好きな人なら、最初に試してみてほしい一本。公式サイトではマルス山梨ワイナリー売店限定の商品として紹介されていますが、通販での取り扱いもあるようなので、購入時は商品名を確認してください。
個人的なイチオシで、甘味の奥にある複雑な味わいが和菓子や和食にも合いそうなワインでした。

甲州オランジュ・グリ

甲州ブドウを皮ごと仕込み、赤ワインのような渋みとオレンジ色の美しい色合いを持つ独特の1本。
僕には酸味がはっきり感じられ、食事と合わせて飲みたいと思った一本です。甲州を使ったオレンジワインなので、普段の白ワインとどう違うかを意識して試すと面白いでしょう。

穂坂収穫 ルージュ

酸味、樽を思わせる香り、渋みのバランスがよく、僕の日本ワインへの印象を変えてくれた一本です。実は勤務先の酒屋でも取り扱っています。現地で買おうか迷いましたが、店で買えるので、この日は別のワインを選びました。

御用蔵 大川
¥1,630(2026/10/29 08:07時点 | 楽天市場調べ)

デラウェアにごり

かなり甘く感じられるジュース感のあるワイン。そのまま飲むなら食事中に飲むより、食後に甘いものを楽しむ感覚で少しずつ飲みたい一本です。氷いっぱいのグラスに注いでぐいぐい飲んだら美味しいかもと思い買って帰りました。

笛吹川ぶどうジュース

普通のぶどうジュースより味わいが深いと感じました。子どもも気に入って飲んでいて、僕自身もまた飲みたくなり購入。お酒を飲まない人と一緒に行く場合も、試飲を楽しめるのはうれしいところです。

※ジュースを含む試飲銘柄は訪問日によって変わるので注意して下さい。

穂坂 マスカット・ベーリーA コールド・マセレーション

訪問から時間がたち、僕自身の味の記憶ははっきりしていません。参考までに本坊酒造の製品紹介では、果実の香りと柔らかい渋みを持つ赤ワインとして案内されています。僕の試飲感想として味を断定するのは避けます。

石和温泉駅からのアクセスと訪問前の注意点

電車ならJR石和温泉駅から徒歩約10分。車なら中央自動車道・一宮御坂ICから公式目安で約10分です。僕は大型バスで行ったため、駅からの道の歩きやすさや一般車の駐車しやすさについて、実体験としては評価できません。

TGR
TGR

毎日トラックを運転している僕からすると駐車スペースを見た印象では駐車場スペースの白線の幅も十分取ってくれているし、駐車スペース前の空間も十分にあるから切り返しも楽にできる、簡単に駐車できる場所だと思いました。あくまで僕の感想ですが…

子ども連れの見学は可能ですが、公式サイトでは来場者全員が20歳未満の場合はお断りすると案内されています。飲食施設はなく、試飲以外の施設内での飲食もできません。臨時休業や試飲内容も含め、訪問前に公式案内を確認してください。

TGR
TGR

ちなみにマルス山梨ワイナリーがあるのは勝沼ではなく、笛吹市石和町です。

製造作業を見たい場合は、訪問日に見られるか事前に確認してください。僕が見たのはウイスキーの瓶詰め作業で、ラインが毎回動いているわけではありません。案内付きの見学と追加の無料試飲も、僕が参加したバスの団体見学での体験です。

山梨観光の合間に、見学とワイン選びを楽しもう

マルス山梨ワイナリーは、地下貯蔵庫や瓶詰め設備を見て、試飲や買い物を楽しめる場所です。個人なら予約不要で見学は無料。

こんな人には、山梨旅行の立ち寄り先としておすすめです。

  • 観光の合間にワイナリーへ寄りたいけれど、長い時間は取れない人
  • ワインを貯蔵する場所や瓶詰め設備を見て、試飲してからお土産を選びたい人
  • お酒を飲まない家族や子どもと一緒に、ワインやぶどうジュースを楽しみたい人

僕は、地下に並ぶ甕に本坊酒造らしさを感じたのが印象に残っています。試飲では甘口のデラウェアにごりを気に入り、子どもにも好評だったぶどうジュースと一緒に買って帰りました。

石和温泉や山梨観光に出かける際は、マルスワイナリーの見学と試飲の時間もぜひ予定に入れてみてください。飲み比べて選んだ一本なら、帰ってから開けるのも楽しみになると思います。

でわでわ。

ちなみに見学試飲後に、気に入ったワインはショップで購入することもできますが、買いそびれてしまった場合はマルスワイン公式オンラインショップでも購入可能な商品があります。
現地で飲んだ味をもう一度味わいたい方はぜひチェックしてみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA