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茨城県の地酒といえば「来福」「武勇」「霧筑波」など全国的に知られる銘柄が多いですが、地元で長年愛され続けている酒蔵も数多く存在します。
今回紹介するのは、茨城県常陸太田市の岡部合名会社が造る「岡部 純米吟醸 緑ラベル」です。
実際に飲んでみると、開栓直後から広がるフルーティーな香りが印象的で、香りから期待した味わいをしっかりと感じられる非常に完成度の高い一本でした。
いわゆる香りだけ派手なタイプではなく、飲み口や余韻まで丁寧にまとまっている優等生なお酒。
また、以前レビューした限定酒「松盛 慧 酒母搾り」の記事とも比較しながら紹介していくので、岡部合名会社のお酒が気になっている方はぜひ参考にしてください。
- 「岡部 純米吟醸 緑ラベル」の味わいレビュー
- 通常流通している「松盛」との違い
- 岡部合名会社の歴史や特徴
- どんな人におすすめか
\今回紹介する日本酒はこちら!/
岡部 純米吟醸 緑ラベルとは?
「岡部 純米吟醸 緑ラベル」は、茨城県常陸太田市にある岡部合名会社が製造する純米吟醸酒です。
岡部合名会社といえば、地元流通を中心とした「松盛(まつざかり)」ブランドが有名ですが、「岡部」シリーズは比較的モダンで品質重視の印象が強いライン。
特に今回飲んだ緑ラベルは、純米吟醸らしい華やかな香りと綺麗な飲み口が特徴的でした。
ラベルデザインも非常にシンプルで、昔ながらの地酒感というよりは今風の食中純米吟醸という雰囲気があります。
基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | 岡部 純米吟醸 緑ラベル |
| 蔵元 | 岡部合名会社 |
| 所在地 | 茨城県常陸太田市 |
| 特定名称 | 純米吟醸 |
| アルコール度数 | 15〜16度前後 |
| 味わい | フルーティー・やや芳醇・綺麗 |
※時期によって多少仕様変更の可能性があります。
実際に飲んだ感想レビュー

開栓直後から広がるフルーティーな香り
まず印象的だったのは香りです。
グラスに注いだ瞬間、青リンゴや洋梨を思わせるようなフルーティーな吟醸香がしっかり立ち上がります。
ただ、近年流行している極端に香りを強調した香り爆発系ではなく、あくまで上品。
食事と合わせても邪魔をしない絶妙なバランス感があります。
香り負けしない味わい
吟醸酒の中には「香りは良いけど味が薄い」と感じるお酒もありますが、このお酒は違いました。
口に含むと、香りから想像できる通りの綺麗な甘みと旨味が広がります。
しかも、後味は比較的スッと切れていくため重たさはありません。
個人的には、かなり優等生なお酒だと感じました。
派手すぎず、地味すぎず、純米吟醸として非常に完成度が高い一本です。
冷酒がおすすめ
このお酒は特に冷酒との相性が良いと感じました。
しっかり冷やすことで香りの輪郭が綺麗に出やすく、透明感のある飲み口も際立ちます。
逆に温度が上がるとやや甘みが前に出る印象があったため、まずは冷蔵庫から出してすぐの温度帯で飲むのがおすすめです。
通常流通の「松盛」との違いは?
岡部合名会社の代表銘柄といえば「松盛」です。
地元スーパーや酒販店などでも比較的見かけることが多く、昔ながらの地酒という印象を持っている人も多いと思います。
一方で今回の「岡部 純米吟醸 緑ラベル」は、かなり現代的な方向性を感じました。
松盛は“地酒らしさ”重視
通常流通している松盛は、比較的落ち着いた旨味タイプが多く、燗酒適性を持った商品も多い印象です。
どちらかというと、日常酒として食事に寄り添うタイプ。
「派手さよりも飲み飽きしなさ」を重視した銘柄と言えるでしょう。
岡部シリーズはモダン寄り
対して「岡部 純米吟醸 緑ラベル」は、香りの華やかさや綺麗な酒質が特徴的。
普段あまり日本酒を飲まない人でも比較的入りやすい味わいです。
最近のトレンドであるフルーティー系純米吟醸に近い方向性ですが、過度に甘ったるくないため、食中酒としても優秀でした。
「地酒感の強い松盛」と「モダン寄りな岡部シリーズ」で、しっかり方向性を分けている印象があります。
\定番の商品ですが良い味わいですよ!/
以前飲んだ「松盛 慧 酒母搾り」と比較してみる
以前レビューした「松盛 慧 酒母搾り」は、かなり個性的で飲みごたえのある一本でした。
酒母搾り特有の酸味や味の濃厚さ、複雑な味わいがあり、日本酒好き向けの面白い酒という印象。
一方で今回の「岡部 純米吟醸 緑ラベル」は、かなり万人受けしやすい味わいでした。
ざっくり比較すると
| 銘柄 | 印象 |
| 松盛 慧 酒母搾り | 個性的・濃厚・玄人向け |
| 岡部 純米吟醸 緑ラベル | 綺麗・華やか・飲みやすい |
同じ蔵でもかなり方向性が違うので、飲み比べてみると面白いと思います。
岡部合名会社とは?

岡部合名会社は茨城県常陸太田市に蔵を構える老舗酒蔵です。
明治8年創業と言われており、長年にわたり地元密着型の酒造りを続けてきました。
\公式ページはこちら!/
久慈川水系の自然環境
常陸太田市は自然豊かな地域で、久慈川水系の良質な水に恵まれています。
茨城県北部らしい穏やかな環境の中で酒造りが行われており、派手な全国展開というよりは地元に根差した酒蔵という印象が強い蔵です。
地元人気が高い蔵元
岡部合名会社のお酒は、全国的な知名度こそ超有名銘柄ほどではありませんが、茨城県内では根強いファンが多い印象があります。
特に「松盛」は昔から地元で飲まれてきた定番酒として知られており、居酒屋や地元スーパーなどで見かけることも少なくありません。
その一方で、今回紹介している「岡部 純米吟醸」のようなモダンな酒質の商品も展開しており、近年の日本酒トレンドにも対応している蔵だと感じます。
どんな人におすすめ?
「岡部 純米吟醸 緑ラベル」は、以下のような人に特におすすめです。
フルーティー系日本酒が好きな人
香りの華やかさがしっかり感じられるため、吟醸香が好きな人にはかなり刺さると思います。
初心者でも飲みやすい日本酒を探している人
クセが強すぎず、甘み・旨味・キレのバランスが非常に良いので、日本酒初心者にもおすすめしやすい一本です。
食中酒として使いたい人
香りはあるものの、食事の邪魔をしない絶妙な酒質。
刺身や白身魚系はもちろん、塩焼き系とも合わせやすい印象でした。

僕は「ヤゲン軟骨」と「ちくわとネギの醤油七味合え」を酒のつまみに飲みました。
酒が進む進む!笑
ちなみに焼肉に合わせてみたら、岡部の良さを全て肉のアブラが奪い去っていきました。。。
まとめ|完成度の高い“優等生純米吟醸”だった
「岡部 純米吟醸 緑ラベル」を実際に飲んでみて感じたのは、とにかくバランスが良いということでした。
- フルーティーな香り
- 香り負けしない旨味
- 綺麗な飲み口
- 食事にも合わせやすい
どれかに極端に振り切るのではなく、全体の完成度が非常に高い一本です。
最近はインパクト重視の日本酒も増えていますが、こういう「安心して美味しい」と思える純米吟醸はやはり強いですね。
定番の「松盛」とはまた違った魅力が感じられるので、茨城地酒が好きな人はもちろん、フルーティー系日本酒が好きな人にもぜひ一度飲んでみてほしいお酒でした。
\季節限定品なので気になる人は品切れ前に入手しよう!/
でわでわ。


