【酒蔵見学レビュー】群馬県沼田市の酒蔵!大利根酒造(左大臣)酒蔵見学ガイド – 予約方法・アクセス・周辺情報まで

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群馬県沼田市にある老舗の酒蔵「大利根酒造」は、日本酒「左大臣(さだいじん)」の蔵元として知られています。中でも注目なのがガラス越しではなく、“製造作業を生で見れる酒蔵見学”です。実際の作業場にお邪魔して説明を受けるので、製造スタッフの一員になったような体験をすることができます。

大利根酒造さんの酒造りにかける思いや伝統、基本的な酒造りの工程の説明等、色々な話を聞く事ができました。

大利根酒造とは?~「左大臣」を造る老舗の酒蔵

大利根酒造は元文四年(1739年)創業して以来、約280年もの長き年月に渡ってお酒を造り続けている由緒ある酒蔵で、群馬県沼田市の自然の恵みを活かして酒造りを続けています。少量生産の蔵元のため取り扱いのある酒店は多くありませんが、代表銘柄の「左大臣」はすっきりとした飲み口ながら、米の豊かな旨みが口いっぱいに広がる食中酒として、日本酒ファンから高い評価を得ています。

大利根酒造(左大臣)酒蔵見学の基本情報

予約の要否予約必須。電話もしくはメールにて予約してください。
住所・電話番号住所:〒378-0121 群馬県沼田市白沢町高平1306−2
TEL:0278-53-2334
営業時間 9:00 〜 18:00(定休日:第二火曜日)
料金無料
開放日特に決まってはいないようですが、見学ができない場合もあるようなので電話かメールで確認しましょう。
見学は午前10時からと午後2時からの1日2回です。どちらの時間の見学にするか選びましょう。
内容酒造りの実際の現場を解説してもらいながら見学することができます。
その他靴を履き替えたり、白衣を着る場面もありますので、脱ぎ履きしやすい靴がおすすめ。
夏場は酒造りをしていないので日本酒の造り方等の説明がメインになります。
無料駐車場有り。
URLhttp://www.sadaijin.co.jp/visit.html

酒蔵見学体験レポート

関越道の沼田インターから日光・尾瀬方面に車で15分ほど走ると大利根酒造に到着します。今回は車で伺ったので試飲は無しです。

予約の時に「今の時期は酒造りをしていないから機械を眺めてもらうような体験になると思います。酒造りが始まる前の予行演習だと思ってください。」と告げられ少し残念でしたが、酒造りが始まったらもう一度見学して酒造り全盛期との違いを比べるのも面白いかもしれないと、逆に楽しみです。

TGR
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ちなみに朝はめっぽう弱いので午後2時からの見学を予約させていただきました。

いざ、左大臣の酒蔵見学へ!

酒蔵の中に入ると小売りもしている店舗になっています。中のスタッフ(おそらく女将さん?)に酒蔵見学の予約した旨を説明していると、奥からご主人が登場。笑顔で出迎えてくれました。

夏場のため酒造りはしていない

電話予約の時に説明を受けた通り夏場は酒造りをしていないので、見学前に人形と壁に掛かっている酒造りの工程図を使って酒造りの工程を説明をしてくれます。

小さな人形が酒造りをしている。下にさりげなく映る豆菰樽も可愛い。

米や酒、もろみの箇所が白いので分かりやすい。

昔の酒の搾り方。搾り機を「フネ」と呼ぶ理由が分かる形をしている。

日本酒のできるまでが分かる図解。

大きな和釜がお出迎え

「日本酒を仕込んでいる時期は白衣を着てもらったり、長靴に履き替えてもらうのですが、今の時期はそのままお進みください。」と案内されて製造現場に到着すると大きな和釜が出迎えてくれます。この釜でお湯を沸かして上に巨大なセイロを置いてお米を蒸すそうです。

大きな和釜。比較対象が無いのが申し訳ないです。。。

奥に見えるかぶせ物をしてあるのがセイロ。これを釜の上にセットして米を蒸すらしい。

放冷機の補修痕に歴史を感じる

蒸し米の温度を下げる機械である放冷機。修理できる業者が少ないため自分たちでできる限り修理しているそう。所々に異なる規格のビスが打たれ、修理されている事がわかります。

ビスが新しく打たれている。元々あったビスと比べると色合いが異なることが分かる。

奥の冷蔵庫内に眠る酒

奥の冷蔵庫に仕込み済みの日本酒やフネを仕舞っているそうです。扉の奥の事を考えると胸が高まりますが、今回の酒蔵見学はここまで!

画像左奥が冷蔵庫だそう。中が気になりますが今回はここまで。

こだわりの酒「左大臣」を醸し出す大利根酒造

説明を受けて驚いたのは、「手」に対する職人の絶対の自信です。極力機械を使わず手で作業をするそうです。洗米も手袋を付けず素手で行うことにより、米の具合がよくわかるとのこと。

TGR
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大利根酒造の周りはスキー場が沢山あるような雪の多い地域。そんな中、素手で米を洗うとか…考えるだけで指先が痛くなります。

少量生産の理由も、手作業である事と自分の思い描いた通りの味が出せるギリギリの量を生産しているとのこと。もし大量生産した場合、味の振れ幅大きくなるので理想の味からズレる可能性があるのが嫌だという事で、味に対するこだわりを感じました。

TGR
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蔵人のこだわりが見えると興奮します。やはりこうでなくちゃ!

今回購入したお酒は「純米吟醸生原酒 花 」

※公式ホームページから引用

香りが華やかながらある程度しっかりした重厚感のある味わいで色々な種類の料理と合わせて楽しめる1本です。酢の物と合わせたり、焼肉と合わせたりとしていますが、美味しく飲めます。

今度は冬に訪れたい!生で酒蔵を見学できる大利根酒造

今回はお酒の仕込みのない時期の見学でしたが、十分に堪能できました。冬の時期にも伺って、夏場との違いや実際に稼働している状況を見学してみたいと思います。関東圏の酒蔵見学に行ってみたい!群馬県沼田市に行く!という際にはぜひ予約のうえ見学してください。充実した見学内容のおかげで日本酒の知識も深まり、より日本酒を楽しめるようになれますよ。

ちなみに前回売店で購入した記事があります。周辺情報等も一緒に書いていますので、参考にしていただければ幸いです。

夏に群馬県沼田の酒蔵で買った日本酒を呑んだら思い出が溢れたからオススメ観光スポットと共に紹介するよ

でわでわ。

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