【酒蔵見学レビュー】栃木県の洞窟酒蔵!島崎酒造(東力士)酒蔵見学ガイド – 予約・アクセス・きき酒処・周辺情報まで

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栃木県にある老舗の酒蔵「島崎酒造」は、日本酒「東力士(あずまりきし)」の蔵元として知られています。中でも注目なのが、第二次世界大戦時に造られた戦車製造工場跡地を活用した“洞窟酒蔵”の見学ツアー。まるで映画のセットのような幻想的な空間を見学してきました。

洞窟で熟成されている様々な日本酒や、記念ボトルから溢れ出る人の想いを感じられる貴重な経験を体験することができました。

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最初に注意しておきますが、島崎酒造と洞窟酒蔵は距離があります歩くと30分くらいかかりますのでご注意ください。

島崎酒造とは?~「東力士」を造る老舗酒蔵

島崎酒造は、嘉永二年(1849年)創業して以来、170年もの長き年月に渡ってお酒を造り続けている由緒ある酒蔵で、栃木の自然の恵みを活かして酒造りを続けています。代表銘柄の「東力士」は、力強さと繊細さを併せ持つ味わいで、全国の日本酒ファンから高い評価を得ています。

洞窟酒蔵見学の基本情報(2025年版)

項目内容
予約の要否予約不要。団体の場合は要予約
住所:電話番号洞窟酒蔵:〒321-0632 栃木県那須烏山市神長字天神149
店舗:〒321-0621 栃木県那須烏山市中央1-11-18
TEL:0287-83-1221
営業時間10時~16時
料金20歳以上:300円
20歳未満:無料
開放日1月~12月末の土日祝日・ゴールデンウィーク・お盆
内容貸し出されたタブレット(1グループにつき1台)を使用して自動音声で洞窟内の案内を聞きながら
見学できます。
その他見学開放日以外も2日以上前に予約することにより見学可能。
無料駐車場有り。
URLhttps://azumarikishi.co.jp/tour/

“洞窟酒蔵”レポート!

僕はお酒を試飲する予定だったので、当日は電車にて伺いました。JR烏山線の「滝」駅から徒歩10分ほどの所に洞窟酒蔵はありました。

趣のある看板が出迎えてくれます。

いざ、洞窟見学へ!

入場料の300円を券売機で購入すると受付からタブレットを貸し出してくれます。

タブレットを首にかけ、いざ見学へ!

洞窟の入口。鉄の扉で締め切られています。
ドアを開けっぱなしにするとコウモリが侵入してしまうとのこと。

洞窟の中は低温多湿

入場するとひんやりした空気が漂い、一歩足を踏み入れると別世界。数千本もの日本酒が静かに眠っていて、幻想的な照明に照らされる光景は写真映え抜群です。タブレットの解説も丁寧で、「なぜこの環境が酒の熟成に向いているのか」「東力士の特徴」などをわかりやすく学べます。

熟成されている日本酒

順路通りに進んでいくと、説明スポット毎にタブレットが自動的に説明を開始してくれます。

日本酒の熟成具合と色合いの説明。看板とタブレットのダブルで説明してくれる。
圧倒的映えスポット。顔出しパネルが置いてあります。

一通り見学を終えると一段下の販売スペースへ移動できます。

この階段を降りた所に売店があります。1500円で熟成古酒の飲み比べができます。

洞窟見学中にオーナーズボトル貯蔵スペースを発見!

5年から20年の間、大吟醸の日本酒を洞窟酒蔵に預けるシステム。見た所、子供が生まれた記念に成人までの20年オーナーボトルを貯蔵する人が多いように感じます。

奥までオーナーズボトルの貯蔵が続いています。僕も息子が生まれた時に購入しておけば良かったかも…

洞窟酒蔵の秘密

第二次世界大戦末期、戦車の製造のために建造された地下工場。その跡地が、この洞窟酒蔵です。戦後、何十年もの間放置されていたようですが、平成19年から島崎酒造の清酒の貯蔵庫として生まれ変わりました。

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ちなみに終戦間際にこの洞窟は造られたため、実際には戦車を製造することは無かったそうです。

現在では、なんと那須烏山市の近代文化遺産に指定されているそうです。

洞窟の内部は太陽の光を全く受けず、気温は年間通して平均10℃という環境です。上下約5℃の幅で緩やかに変化する洞窟は、清酒を貯蔵熟成するうえで最適な環境なようです。

洞窟酒蔵の圧倒的大きさ

縦に3本、横に5本の格子状の道になっています。長さは延べ600メートルあるそうです。

600メートルというとあまり長い感覚はありませんが、光を通さない暗闇の中の600メートルは想像以上に距離を感じる事ができます。

奥行きが無限に感じられる。

実は洞窟のレンタルもできる

東力士の洞窟酒蔵はレンタルスペースとして活用することができます。
色々なドラマや映画の撮影に使用されているようで、洞窟の怪しさや薄暗さが良い演出をしてくれること間違いなしですね。

公式ページから引用。映画「暗殺教室」の撮影風景だそうです。

洞窟見学後に島崎酒造へ移動してみた

洞窟酒蔵から島崎酒造までは徒歩で30分程度かかります。普段は自転車の貸し出し等もしてくれているらしいのですが、僕が見学に行ったときは小雨が降っていたこともあり、自転車のレンタルはしていませんでした。

洞窟酒蔵から30分程度歩くと、大きな「東力士」の看板が出迎えてくれました。

中に入ると基本的には売店となっており、色々な種類のお酒を購入することができます。しかも無料で試飲することができるので、季節の商品や気になった商品を実際に飲んでみたうえでお気に入りの商品を購入することができます。

ちなみに僕が購入したのは一番左の低アルコールの一本

島崎酒造のお酒はこんなラインナップがあります!

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東力士 純米酒 低アル特濃 ニゴリ酒 720ml【島崎酒造】栃木県 那須鳥山市 日本酒 ゴリララベル

日本酒好きは一度は訪れたい!島崎酒造の洞窟酒蔵

洞窟酒蔵見学は、ただの酒蔵見学とは一味違う非日常の体験が味わえる観光スポットです。お酒の製造工程等は見学できませんが、洞窟に長期間貯蔵されている日本酒を眺めながら歴史、自然、酒文化が融合した神秘的な空間で栃木県の魅力を全身で感じてみてはいかがでしょうか?

でわでわ。

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